インスタでリビングなどの写真を見ていると、とてもオシャレなものが多く憧れてしまいます。
特に折上天井や折下天井はどこかに採用したい!と思い、実際に採用しました。
今回は一条工務店のグランセゾンでどんな折上天井・折下天井を採用したのか紹介したいと思います。
この記事は折上天井や折下天井について知りたい方、グランセゾンでこれらを採用したい方向けの記事になります!
一条工務店でも折下天井を施工したい!
我が家でも採用した折上天井・折下天井について解説します!
グランセゾンの天井高について
まず、基本となるグランセゾンの天井高については以下のとおりです。
部 屋 | 天井高(m) |
基準 | 2.65 |
和室 | 2.60 |
2階居室 | 2.50 |
トイレ・WIC・洗面所・脱衣室 | 2.40 |
洗面所は「ユーティリティ」とすると天井を2.65mとすることも可能です。
天井の特殊施行ってなに?(折上天井・折下天井)
まず、折上天井・折下天井ってなに?という声にお答えします。
折上天井とは、天井の一部を基準の天井高よりも更に高くした天井(天井をくり抜いて高くしたもの)を言います。
逆に、折下天井とは、天井の一部を基準の天井高よりも低くした天井(一段下がったもの)を言います。
いずれも、意識的に空間を分ける効果があり、部屋全体のメリハリもついて意匠的にもオシャレなど、採用したくなっちゃう天井です。
グランセゾンで採用できるの?
これらの特殊な天井はグランセゾンで採用出来るのでしょうか?
答えは条件付きで採用できます。
条件付き、というのは一条の社内ルールで、天井高を上げることは原則禁止、とされていることから、折上天井の施工には一条の社内稟議をパスする必要があります。(折上天井は天井の一部が基準よりも高いため)
ただ、天井を掘り込むようにくり抜き、その中に照明を入れて間接照明にする(コーニス照明)といった、過去の事例があるようで、少ない範囲で構造上の問題が無ければOKが出そうな感じはします。
(天井裏にあるダクトの状況によっては思った部分に採用することが難しい場合もあるようです。)
なお、折下天井については特に制限がなく、採用することができます。(下げる範囲や形は構造上の制限を受ける可能性があります)
グランセゾンでどうしても折上天井を採用したい!
設計士さんと具体的な打合せを行った訳ではありませんが、原則として天井高を高くすることは禁止されているため、リビング全体にオシャレな折上天井を施工することは難しいと思われます。
ただ、どうしても施工したい!という方には、以下の方法であれば採用可能かもしれません。
それは、全ての天井を下げて、折上天井にしたい部分の天井高を基準の高さにする、という方法です。
これは天井高を下げる場合には制限が無いという一条のルールを逆手に取った方法で、折上天井部分も標準の高さに戻るだけなので特に問題は無いかと思われます。
ただ、この方法のデメリットとしては、グランセゾンの特徴でもある天井高265cmを部屋全体にわたって低くしてしまうため、通常のグランセゾンのリビングと比較すると窮屈な感じを受けてしまう可能性があります。
また、部屋全体の天井高を下げる都合上、キッチンなどでよく見る折下天井を同時に施工する場合は注意が必要になります。
例えば、キッチンの折下天井は20cm下げるというのをよく見かけます。
折上天井を採用する際に同じだけ折上天井部分を深くしようとすると、キッチン部分の天井高は通常時と比べ、40cm下がった225cmとなります。
これを低すぎると感じるのか、こんなものと感じるのかは人それぞれであるため、一概には言えませんが、通常時から40cm、もしくはそれ以上天井高が低くなるということを頭に入れておく必要があります。
まとめ
グランセゾンで折下天井を採用することは特に条件なく可能です。
下げる範囲とどれくらいの高さを下げるか指示することで、図面に反映してもらえます。
折下天井に間接照明を施工する場合は、一条オリジナルの商品を採用する方法と完全にオーダーメイドする方法があり、お手軽に導入したい場合は一条オリジナルの商品を採用することをオススメします。
折上天井については、一部に証明を埋め込むような小さな範囲であれば採用できる可能性があります(天井裏のダクトの関係上、施工できない位置もある)。
ただ、天井全体を広範囲に折上天井とすることは基本的にはできないと思われます。
この場合のひとつのアイデアとして、天井全体を下げ、一部を基準の天井高まで高くすることで、擬似的に折上天井とすることが可能ではないかと思います。
どうしても折上天井を採用したい!という場合、担当の設計士さんに相談してみてください!
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