我が家の庭は、大きく分けてタイルデッキをメインとしたプライベートな中庭(クローズ外構)と、道路と敷地の境界付近のオープン外構の2つに分かれています。
中庭については、タイルデッキの日当たりは良好ですが、それ以外の部分は南隣のお宅の陰になり植物を植えるにはあまり向いてない状況です。この部分には日陰に強い品種の芝生を植えました。
また、オープン外構の部分は砕石敷がベースですが、一部築山を造って管理が楽な品種の芝生を張りました。
外構のDIY、特に中庭の芝生について、基本的な芝生の張り方を紹介したいと思います!
天然芝を自分で張りたい方の参考になります!
芝生を張る前の下準備
芝生を注文する前に必要な下準備があります。それは、植える場所の土を掘り返し、必要であれば土壌改良を行うことです。
土を掘り返す
まず、芝生の根が張りやすいように植える予定の箇所の土を掘り返しておきましょう。大体、15cm〜30cm程度掘り返すイメージです。
この時、土の状態がどうなのかを確認します。粘土質で排水性が悪いのか、サラサラの礫状で保水性が悪いのかなどです。
また、芝の根の育成のため、目についた石は取り除いておきましょう。
土壌改良する
芝生は排水性の良い土壌を好みます。掘り返した土の状態が芝生の育成には向いていない場合、土壌改良を行う必要があります。
排水性が悪い場合は、川砂やパーライト(黒曜石)を混ぜ込み排水性をアップさせましょう。逆に保水性が悪い場合は、パーライト(真珠岩)を混ぜることで改善されます。
なお、排水性を良くする方法として、芝生に勾配をつけて排水する表面排水という方法や地中に排水管を埋設する暗渠排水という方法もありますが、素人が作業するのはなかなかハードルが高いです。
次に、堆肥など芝生の育成に必要な養分を土に補給します。
我が家は排水性を高めるためにパーライト(黒曜石)と栄養素であるバーク堆肥を混ぜ込んでいます!
私は↑のパーライトを購入しました。粒の大きさも大体均一でよかったです(中にはパーライトが粉々の状態だったという商品もあるようです)。
バーク堆肥は↑を購入しました。バーク堆肥自体は近くの園芸店で購入してもよかったのですが、マラソン中購入してポイントを稼ぎました。家にいたら届けてくれるのもいいですよね!
比率としては、
庭土:パーライト:バーク堆肥=8:1:1
で混合しています。よく混ぜ合わせたら、レーキやトンボなどで平らに均し、板などを使って踏み固めておきます。
芝生を敷いていく
下準備が出来たら芝生を発注しましょう。土壌改良した場合はしばらく寝かせて落ち着かせると良いので、土壌改良後の発注で大丈夫です。
代表的な芝生の張り方3種類!
芝生は長方形に切り分けられた状態で購入できます。これを敷いて芝生にしていくのですが、代表的な張り方は以下のとおりです。
①べた張り
隙間なく芝生を敷き詰めていく方法。最も早く芝生が完成するが、初期に必要となる芝の面積が一番多いため、初期コストは高め。
②目地張り
芝生どうしを2〜3cm離して張っていく方法。一般的な張り方で、目地がT字になるように敷いていくのはべた張りと同じ。一面が芝生になるまで少し時間がかかる。
③市松張り
市松模様に敷いていく方法。初期に必要な芝の量は少ないが、一面芝生になるまでかなり時間がかかる。
我が家は?
我が家は早く芝生を楽しみたかったのでべた張りにするつもりでしたが、数量計算を間違えてしまったので、結局目地張りになりました。
張り方に正解はないので、外構計画やお財布と相談して決めると良いでしょう。
芝生を敷き終えたら
芝生を敷き終えたら目土を入れたっぷり水をあげましょう。
必ず目土を入れる
目地部分は特に乾燥しやすいので、隣の芝との間にたっぷり土をいれます。
たっぷり水を与えよう
目土を入れたらたっぷり水をあげましょう。
表面から水が浮き上がる程度にあげますが、目土が流出しないように注意してください。
まとめ
今回は基本的な芝生の張り方を解説しました。やろうと思えば意外とできるなという感じです。
難しいのは凸凹しないように張るのと、排水対策かと思います。
特に排水性がものすごく悪い場合は暗渠排水なども検討する必要があり、ここまでいくと外構業者さんにお願いする方がよいかと思います。
自分で張った芝が育っていく様子を見るのはとてもいいですよ!
是非お試しください!
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