マイホームの計画を進める中で、エコカラットという言葉を聞いたことがあると思います。
エコカラットはメリットが多いアイテムで、知ってる方にはどこに採用しようかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
今回は、エコカラットについてよく知らない方やどこに採用しようか悩んでいる方向けに、エコカラットを解説したいと思います!
エコカラットって何?
さて、エコカラットって何なの?という方に向けて、まずはエコカラットの基本的な解説とメリット・デメリットについて紹介します。
エコカラットは生活を豊かにする最強の壁材!
エコカラットはLIXILから発売されている壁材になります。
室内の壁に施工することで、タイルを貼り付けたようなすごくかっこいい見た目にすることができます。
が、エコカラット本来の能力は見た目ではありません。
エコカラットは、
- 脱臭効果
- 調湿効果
が優れており、快適に生活していく上で、かなり有効なアイテムになっています。
エコカラットは表面に小さな孔が無数にあり、そこに生活臭の原因物質を吸着させることで臭いを軽減させています。
実験では、5時間程度で生活臭を大幅に除去しており、成分によっては検出できないレベルまで低減させています。
また、エコカラットは湿度が高いと湿気を吸収し、湿度が低いと放湿するため、人間にとって快適とされる湿度40〜60%を保ち、カビや結露の発生、乾燥を抑えることができます。
珪藻土もこの調湿機能が高いとされていますが、その6倍の効果があるとのことです。
エコカラットを採用するメリット・デメリット
エコカラットを採用するメリットは、消臭効果と調湿効果の高さです。
部屋の空気が快適かどうかは、生活する上でも重要なウェイトを占めると思いますが、その点、エコカラットを導入するメリットは大きいと思います。
高い機能性に加え、見た目も高級なもの、オシャレなものがありますので、意匠の面でもオススメです。
対して、デメリットは金額が高額になりがちなことです。
通常の壁紙と比較すると、やはり㎡辺りの単価は高くなります。
そのため、部屋の一面をエコカラットにする、などという使い方は難しいです。また、効果の面では、床面積の1/4程度の広さでの施工を推奨されていますので、そこまで広範囲なエコカラットは不要と言えます。
どこに採用するといい?オススメの採用場所!
エコカラットの特徴を踏まえ、施工するのにオススメの場所を紹介したいと思います。
①リビング
リビングは家族が集まるところであり、生活臭が滞留する場所でもあります。このような場所では脱臭効果が十分に発揮されるため、エコカラットの施工がオススメです。ただし、リビングの面積によっては施工推奨面積が大きくなるため、エコカラットの施工費も高額になる可能性があります。
②トイレ
トイレは床面積が小さいため、少ない面積のエコカラットで効果を発揮します。こちらも脱臭効果を得る狙いでオススメします。
③ペットルーム
ペットルームはペット臭やトイレ臭がどうしてもこもりやすいため、エコカラットの力を十分に感じることができると思います。ただし、ひっかき傷にはそれほど強くないため、施工する高さや位置に注意が必要になるかもしれません。
④寝室
寝室は脱臭効果よりも調湿効果の恩恵を十分受けることができると思います。快適な湿度をキープしてくれるため、夏でも冬でも快適な環境で睡眠をとることができます。
まとめ
エコカラットの効果から、臭いがする場所と快適な湿度が求められる場所にエコカラットを施工するのがオススメです。
個人的には寝室に導入したいと考えますが、リビングやトイレなども良いかなと思います。
費用対効果を考え、施工する部屋の床面積に対し、1/4程度の面積で壁に施工することをオススメします(メーカー推奨の面積)。
快適な生活を送るために、エコカラットの採用について、検討してみてはいかがでしょうか?
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