住宅の購入は非常に大きな買い物になります。それ故、資金は銀行からの借り入れで準備する場合が多いと思いますが、こんな不安を抱えていませんか?
- 住宅ローンはいくらまで借りることができるんだろう
- 自分の年収は決して多くないけど、返しきることはできるだろうか
- 月々の返済がいくらまでなら自分の生活は苦しくないのだろうか
- 年に2回くらい家族で旅行に行きたいけどそんな贅沢できるんだろうか
- 住宅ローンを返しながら将来に備えた資産形成はできるんだろうか
お金にまつわる疑問や不安は無くなることがありません。私も、自分の年収で借りられる金額はいくらくらいなのか、月々の返済額として適切な水準はどれくらいなのかが全く分からなかったため、家づくりの予算を設定することができませんでした。
身の丈に合わない大きな家を買ってしまい、月々の返済で生活が回らなくなるなるのではないか、、、最悪、購入した家を手放さなくてはならなくなるかもしれない、、、
などと考えると不安ですよね。
今回は、住宅ローンはいくら借りれる?といった疑問やお金に関する不安を無くし、自分に合った予算を決めるためにおススメする、ファイナンシャル・プランナー(以下、FPといいます)への相談について解説したいと思います!
実際にFP相談を受けた私がその内容について解説します!
無料相談もあります!
結論:住宅を購入する上で金銭的な不安があるならFP相談を受けるべき!
結論から言ってしまうと、家づくりに関する金銭面での不安がある場合は、FP相談を絶対に受けるべきです!
まず、FPとは家計に関わる税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備える、お金の専門家です。現在の収入・支出から、様々な分析を行ってくれます。
例えば、「今年、300万円の車を一括で購入するのは大丈夫か」や「住宅ローン控除で恩恵を受けることができる金額はいくらか」などの疑問に対し、「今の収入と支出のバランスでは、2年後に余裕資金がなくなってしまうので、今年○円貯金して来年購入しましょう」や「この年末のローン残高は○円なので、繰上げ返済しなければ○円の控除が受けられます」など具体的なアドバイスをもらえます。
これにより、当面の家計状況が明らかになってかなりの不安が解消されると思います。実際、私も相談して不安は解消されました。
また、家計や住宅ローン以外にも、保険や相続、資金運用などの相談にも乗ってもらえますので、特に金銭面での不安がある方にはFP相談を強くオススメします!
FP相談のメリット・デメリット
このFP相談のメリットは、家づくりや住宅購入における自分の予算が明確になることです。無理のない月々の返済額について、家族の人数や時々のライフイベント(子供の入学、卒業、就職、結婚など)を考慮し、さらに、車をいつ買うか、いくらの車を買うか、何台所持するか、年に何回旅行に行きたいか、ペットを飼うか、など相談者個人の希望に基づいて細かく計算をしてくれるため、自分のリアルな生活に基づいた相談が可能になります。
アプリやネットで、住宅ローンの返済シミュレーターなどがありますが、これはあくまで月々の返済額を示すだけであり、自分のリアルな生活に基づく計算ではないため、これだけを頼りに予算を決めるのは極めて危険です。
また、家を購入することで増える支出や無くなる支出もあります。家族が増えれば支出の内容も大きく変わるでしょう。今の生活をそのまま続けても良いのか、改善すべき点はどのような点なのか、把握をしておくに越したことはありません。
デメリットは特にありませんが、普段から忙しくされている場合は相談の時間を確保しなければなりません。内容にもよりますが、私はだいたい1時間から2時間程度の相談になることが多かったです。
FP相談の方法
では、FP相談はどうやってお願いするのかというと、私はネット検索で良さそうなところを選びました。
FP相談は無料のものと有料のものがあるので、予約する際には注意してください。
無料相談って、しつこく勧誘されたり商品を売りつけられたりするんじゃないの?と思いますが、意外にそうではありませんでした。
私は全く別の会社の2人のFPに相談しましたが、いずれも商品の売りつけや勧誘はありませんでした。(私の相談の中で、保険の見直しをお願いしたので、いくつかの保険商品の説明はされましたが)
なお、こちらから無料でFP相談の受付ができます!
FP相談の準備
FP相談では家族構成と年齢、現在の収入や支出、貯金等の資産、ローンの状況、購入を考えている家の金額、将来の希望等を聞き取り、相談者のライフプランが作成されます。
よって、予めこれらの状況を把握しておくとスムーズに進められます。
収入は源泉徴収票などがあるとベストですが、給料明細でも良いかもしれません。将来、子どもを望む場合は、いつ頃何人くらいほしいか、小中高大学は公立か私立か、習い事はするかなど細かく考えておく必要がありますので、考えておきましょう。
他にも、私の場合は、いつ頃どんな種類のペットを何匹飼うか、車は何台所有するか、年間何回旅行するかなどヒアリングを受けました。
こうしてできたライフプランでは、年度ごとの収支の状況(赤字・黒字)や保有する資産の残高(株式、債券、預貯金)などが明らかにされ、これをベースに家づくりの予算について相談することになります。
まとめ
私の場合を例に出しますが、FP相談で分かることは以下のようなものです。
- 住宅ローンの適正額
- 無理のない家族計画
- ペット購入の時期
- 普段の生活でどれくらい余裕があるか
- 今必要な保険と不要な保険
- 老後に向けた資産の運用
少なくとも、これだけのことが相談することによって明らかになり、モヤモヤしていた部分はスッキリしました。
一生に一度の大きな買い物になるので、判断を間違えないようにアドバイスを受けることは本当に大事だと思います。
ただ、重要なことですが、FP相談の結果はあくまで参考であり、絶対ではありません。自分の人生を決めるのはFPではなく自分自身なので、FPのアドバイスに必要以上に縛られる必要はないと考えます。
賢く相談して、良いとこだけを取り込み、住宅ローンやお金の不安を解消しましょう!
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