マイホーム建築をお願いするハウスメーカーや工務店が決まり、いよいよ打ち合わせが始まった方や、外構っていつ頃から準備すればいいの?と思っている方向けに、新築外構について基本的なことを解説します!
これを読んで、新築外構の知識を付けましょう!
庭づくりの基本的な流れについて解説します!
外構工事について動き出すタイミングは?
外構工事について動き出すタイミングですが、結論は早い方がいい!です。
外構工事における自分の希望を全て反映することは難しいです。
家の間取りや敷地に対する配置が決まってしまった後だと、希望する庭に近づけることが難しい場合もあるため、業者決定まではいかなくても、最低限、外構イメージは持つようにしましょう。
間取りの検討段階で外構の希望や案を修正し、最終案に向けてブラッシュアップしていくことが望ましいです。
私の場合は、ハウスメーカーを選ぶ段階で外構の大まかなイメージは出来ており、間取りが大体決まった頃に業者選びを始めました。
ただし、重要なことですが、外構は全てを一度で完成させる必要はありません!
資金面やイメージがどうしても固まらないなどの場合は、諸経費が嵩みますが工事を複数回に分けて行うことも可能ですので、状況に応じて進め方を変えていきましょう!
新築外構のおおまかな流れ
新築外構のおおまかな流れは以下のとおりです。
- 外構イメージの決定
- 業者への見積り依頼
- 業者決定
- 詳細見積り
- 施工・完成
外構イメージの決定
外構イメージの決定と言えど、どの程度決めておけば良いのか分かりませんよね。
まず、この段階で細部に至るまで決めておく必要はありません。インスタやブログなどに上がっている外構の写真から、好みのものをいくつか選び、自分がどのような外構にしたいのかをはっきりさせていきましょう。
また、2台用のカーポートがほしい!や5㎡程度のウッドデッキがほしい!など、具体的なアイテムとサイズが明らかになっているとより良いと思います。
業者への見積り依頼
見積りを依頼するタイミングではある程度細かな部分まで決めておく必要がありますが、悩んでいる部分や不明な部分は業者のセンスに任せても良いかもしれません。
業者へは写真や絵などで具体的なイメージを伝えることで、両者のイメージのギャップが小さくなり、見積りの修正回数も少なくなります。
また、ここで重要なのは、複数社に見積り依頼をする場合、同じ条件(工事の内容)で見積りを依頼することです。
これは見積り比較をする際に条件が合っていないと単純な比較が出来ないためです。
なお、外構工事については複数社の見積り合わせにより価格を戦わせることで、割引を引き出すことが出来ますので、必ず複数社から見積りを取りましょう。
ちなみに、見積りを取るに当たって、大体の業者が予算額を尋ねてくると思いますが、こちらが提示する予算額は必ず少なめに伝えましょう。
10,000円でできるのに、予算20,000円と伝えると、見積りを20,000円で提示してきたり、不要なものもオプションで付けて提示してくる場合があります(滅多にないことかもれませんが)。
業者決定後の打ち合わせで、追加したい工事やアイテム等が出てきた場合のためにも、少なめに伝えておき余裕を持たせておくことが大事です。
業者決定
複数社の見積りが出揃ったら、まず各項目が正しいか確認します。
例えば、「塀の高さは1.5mと指示していたのに1mしかない」や「○○という会社の照明を依頼していたのに違う会社の照明になっている」など、指示した内容と異なる見積りになっていないかを確認します。
次に、施工する単位を合わせましょう。
例えば駐車場スペースを土間コンにする場合、施工面積が会社によって異なる場合があります。
この状態で金額を単純比較することはできませんので、各業者に数値を確認の上、いずれかの数値に合わせて計算しましょう。
私の場合は、エクセルで工種、単価を入力し、数値を一致させた見積合わせ表を自作しました。
詳細見積り
見積合わせで業者が決定したら、次は詳細の見積りに移ります。
見積合わせの時点では詳細に決まっていなかった部分の詰めの作業になり、この段階でパースを貰える場合もあると思います。
自分の予算額に合わせて不要な部分を削ったり、代替案を採用したり必要に合わせてプランを変更します。
施工・完成
詳細な見積りが上がり、納得出来る内容であれば契約します。
契約金の支払い時期については、契約額や業者によって異なりますので、確認しておきましょう。
完成後は指示通りに施工されているか確認を行いましょう。
ネットで一括見積りをする!
複数業者への一括見積りについては、業者の選定が重要ですが、そもそも地域の業者を知らないであったり、こちらから各業者に対し連絡を取るのが面倒、という方もいるかもしれません。
そんな時にはタウンライフの一括見積りを利用してみてください。
タウンライフで一括みつもり!インターネット上で手続きが済み、1回の入力で複数社の見積りを取り寄せることが可能です。
いちいち連絡するのが面倒!という方や、どんなものか参考に見積りを取ってみたいという方は是非お試しください!
まとめ
今回は外構工事の基本的な流れや進め方についての解説でした。
家づくりで間取りの話になると、外構について考える余裕がなくなりますので、早めに外構のイメージを膨らませておきましょう。
見積り依頼や業者決定は、間取りの話がある程度進んでからでも大丈夫です(もちろん、早めに決めておくのもOK)。
外構はどうしても後回しになり、体力切れでしっかり考えることができないこともありますが、可能な限り早めに動き悔いのないようにしましょう!
ただし、予算の関係で希望の工事ができない場合は、一部を後回しにし必要最低限の外構工事を先に済ませておく、ということも視野にいれて計画しましょう!
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